国内唯一、トリプルバンドフルパワー5W出力ハンディ。抜群の実力です。

トリプルバンドが単一の付属バッテリーでフルパワー5Wが出せる、夢のようなハンディが登場しました。ハイパワーバッテリーに付け替えていただく必要はありません。外部DC電源の供給で5W以上を出したりする、まやかしでもありません。正真正銘のトリプルバンド5W出力です。VX-5の送信回路を一から見直し、新しく設計しました。嬉しいことに、アマチュア無線の原点ともいうべき50MHz AMでの送信(1W)も可能。その昔、自作をした経験のある方にはとても懐かしく感じることでしょう。比較的空いている伝統のバンドでQRPを楽しむには、うってつけです。FM帯の送信出力は、付属の大容量1250mAhのリチウムイオンバッテリーや外部電源からならば、4段階に変更が可能。オプションの乾電池ケースをご用意いただければ、単3アルカリ電池が2本で0.3Wと0.05Wの送信ができます。
受信時間の目安は、リチウムイオンバッテリー、単3アルカリ乾電池ともに、ラジオの連続受信(モノバンド受信)で約15時間のロングライフ設計。


水辺でのうっかり、にも安心。アマチュア無線機最高の防水性能。

アウトドアでの運用が多いハンディ機ですから、水辺でのうっかり、にもしっかり対応していなければなりません。VX-7は安心です。JIS等級7種防浸型に相当する防水性能をマークしています。水深1mの真水静水に30分沈めておいて内部に水の浸透がないこと、という条件をクリア。特定小電力無線機などでは同等級に相当するものはありましたが、アマチュア無線機では初めてです。ハンディ機を持ってボートで川下り、そんな夢をVX-7は実現します。


軽いだけじゃない。耐衝撃性を考え特殊ラバーで保護したマグネシウム合金ボディ。

アマチュア無線機で初めてマグネシウム合金ボディを採用しました。ノート型のパソコンなどに使用されている、軽くて丈夫な素材です。だから、こんなにふんだんに機能を搭載して、機密性を高めても、わずか約260g(144/430MHz帯用アンテナ・リチウムイオンバッテリーを含む)に抑えることができました。また、誤って落下させてしまった場合に、本体への衝撃を緩和する耐ショックラバーで保護しています。これがデザイン的にもアクセントになり、重厚になりがちな無線機を軽快でファッショナブルにしています。60W×96H×28.5Dmmというコンパクトサイズが、よりいっそう軽快に感じるデザインです。


2波同時受信など充実の受信機能。多機能ワイドバンドレシーバーに匹敵する受信性能。

500kHz〜999MHz(一部周波数を除く)のAM/FMモードをカバーするワイドバンド受信機能を搭載。受信周波数帯により受信モード(N-FM/W-FM/AM)が自動的に切り替わるすぐれモノ。盗聴機発見機能や至近距離で発信している無線機のおおよその周波数を設定するだけで、すばやく送信周波数を表示するチャンネルカウンター、そして鉄道空線スケルチ機能など多機能ワイドバンドレシーバーに劣らぬ機能が満載。受信機としても申し分ナシのVX-7です。全国の主要なラジオ・TV音声周波数は184ch、世界の短波放送89ch、主な鉄道無線周波数は、あらかじめプリセットしてありますので、簡単に呼び出すことができます。言うまでもなく、V/V、U/U、V/Uなどの2波同時受信も可能です。


漢字表記も可能なフルドットマトリックス大型液晶ディスプレイ。オプションのSU-1の装着で天気予報などの表示が可能。

いままでの無線機と格段に差があります。フルドットの大型液晶が伝えるのは、圧倒的な情報量です。MAIN/SUBの独立した周波数、モード、Sメーター表示が一目でわかる見やすいディスプレイ。受信信号や変調信号の波形表示も実になめらかです。そして注目すべきは、アマチュア無線機でついに漢字表記ができるようになったこと。区別しにくかったメモリーのタグ(名前)がラクに整理できます。約200字の登録漢字に加え、足りない文字はエディター機能を使ってお好みで作成することもできます。モノバンド運用時にはプリセットされたアイコン(絵文字)も表示でき、漢字と同じように編集が可能。さらに、オプションの気圧センサーユニットSU-1を装着すれば、気圧・高度表示に加えて天気予報のアイコン表示も可能になりました。もちろん、VX-5でお馴染みのバッテリーチェックに便利な電圧表示と電源種別表示、本体内部の温度表示、Sメーターのパターン表示変更など便利な機能はそのままです。


無線機初、高輝度LEDフルカラーマルチインジケーターによるストロボ機能。

送信中のランプのカラーは赤、受信中は緑。そんな常識はVX-7には、ありません。VX-7に搭載した高輝度LEDフルカラーマルチインジケーターには、あらかじめ10種類のカラーが設定されています。この中からMAIN/SUBバンドの送受信状態を知らせる状態設定色を変えることができます。例えば、MAINバンドの受信時を黄色にしたり、SUBバンドの送信時を水色に変えたり。もし、好みの色が10種類の中に無いのなら、色成分を調整してオリジナルの色に変えることもできます。また、EMG(エマージェンシー)キーをホールド(2秒以上の長押し)することによって、インジケーターが間欠的に白色のストロボ発光し、ビープ音が鳴り響き、周波数が430MHzのホームチャンネルに切り替わります。緊急時にも頼りになる、VX-7です。


大容量リチウムイオン電池、単3アルカリ乾電池、外部DC電源と多彩な運用が可能。

VX-7の標準バッテリーは、軽くて長持ちするリチウムイオン電池。継ぎ足し充電(充電した容量を使いきらないで次ぎの充電をする)をしてもバッテリー性能の劣化が少ない、いわゆる「メモリー効果」のない充電池です。低電圧で高出力という相反する課題を克服した設計技術からVX-7は誕生しました。7.2Vの低電圧バッテリーで5Wの高出力です。1250mAhの大容量付属バッテリーだからバッテリーライフも心配いりません。1回の充電でフルパワー5Wの運用が6時間(144MHz帯)もできます(送信6秒、受信6秒、待ち受け48秒の繰り返しを行った場合を条件として測定)。オートマチックパワーオフやバッテリーセーブ機能でさらに電池の消耗を節約することも可能。それでも思わぬバッテリー切れはつきもの。でも、ご安心を。オプションの乾電池ケースFBA-23があれば、2本の単3アルカリ乾電池で0.3Wと0.05Wの送信ができます。外部電源端子もあるので、DC12〜14Vでの運用も可能。もちろん、充電端子との供用化が図られていますから付属のACアダプターを使えば約5時間でフル充電。時間を貴重に使いたい方には、オプションのスタンド式急速充電器がおすすめです。付属のACアダプターにつなげば、半分の約2.5時間で充電完了です。


最大871チャンネルの多彩なメモリー機能。

VX-7に450chもの周波数メモリーを内蔵。任意の送信周波数や受信周波数を登録でき、各種モードデータもあわせてインプットできます。さらに各周波数帯ごとに独立してワンタッチで呼び出し可能なホームチャンネルメモリー10ch。簡単操作の10ch受令機のような使い方ができるワンタッチメモリー。特定の周波数間だけを指定した上限と下限の周波数を記憶する20組40chのプログラマブルメモリースキャン用メモリーチャンネル。AM/FMラジオや世界各地の主な短波放送などの周波数や放送局名があらかじめインプットされている273chの放送局用プリセットメモリー。主要な鉄道無線の周波数がプリセット済みの16ch鉄道無線メモリー。そして、ハンディ機に初めて搭載された、10chのハイパーメモリー。運用周波数や運用情報だけでなく、今、現在運用している状態をそのまま記憶でき、しかもワンタッチで呼び出すことができます。たとえば、デュアル受信やスキャン状態をそのままメモリーする便利な機能です。そして、これらのメモリーには、漢字、ひらがな、カタカナ、英数字などの文字を使用して最大8文字の名前(タグ)がつけることができます。


  • デジタルコードスケルチ、トーンスケルチを標準装備。
  • タイマーつき時計機能。
  • 実用新案申請中、新タイプのワンタッチベルトクリップ。
  • 相手局との通話状態を監視するアーツ機能。
  • レピータ周波数にあわせただけでレピータ運用ができるARS機能。
  • 周波数使用状況と電波強度を表示するスペアナ機能。
  • 音声による送受信切換えができるVOX機能(オプションのVC-27が必要)。
  • 拡張機能を設定できるマイキ-設定。
  • 9チャンネルのコードメモリー機能つきDTMF。
  • マイクで拾った音声をイヤホンで聞ける集音機能。



VX-7の主な定格はこちら




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