子機の通話エリアを約2倍に拡大
中継器EXR100Aに接続することで交互通話の約2倍に通話エリアを拡大することができます。エリア拡張の他にも多層階のビルや別棟との連絡、遮蔽物などで電波の届きにくいエリアの通話確保や通話品質改善などが可能です。
EXR100Aを使用した通話エリア拡大
STRオンデマンドインカム 2-in-1コミュニケーションの中継に対応
EXR100Aは、オンデマンドインカムの 2-in-1 コミュニケーション(デュアルチャンネル受信運用)の中継に対応していますので、
オンデマンドインカムの優れた特長を活かしたオペレーションをより広い範囲で行うことができます。
※オンデマンドインカム:SRFD10(2022年9月現在)
※オンデマンドインカムで2チャンネルを使用する場合には、EXR100Aが2台必要です。
構内アナウンス用の高出力スピーカーを内蔵
‐ PA(アナウンス)機能
内蔵の4W高出力スピーカーを構内アナウンス用として使用することができます。PA機能は、子機からのリモートPA機能を使って
送信音声をEXR100Aの周囲にアナウンスすることができるので子機を持たないスタッフへの指示や情報共有を図ることができます。
■ 中継機能を使いながら必要な時だけアナウンスを行う
通常は通話の中継を行い、必要な時だけEXR100Aのスピーカーを鳴らして周囲へのアナウンスを行うことができます。
PA機能でEXR100Aからのアナウンスを行う場合は、子機からの音声は中継しません。
※対応機種:SRFD10、SRS210/A、SRS220/A、SR235 (2022年9月現在)
中継器を使用しながら必要な時に構内アナウンス
■ 構内アナウンス専用の拡声器として使用する:オンデマンドインカム 交互(単信)通話時
オンデマンドインカムの交互(単信)通話運用において、EXR100Aを構内アナウンス専用の拡声器として使用することができます。
※対応機種:SRFD10(2022年9月現在)
EXR100Aを構内アナウンス専用として使用
‐ CUE(キュー)機能
CUE機能を使って送信されたトランシーバー子機からのCUE信号を中継し、離れたトランシーバーにアラーム音で通知することができます。
緊急時の通報としての利用や用件のメッセージ伝達など用途に応じて幅広く利用することができます。
※EXR100Aのスピーカー出力:外部電源使用時(4W)/ バッテリー運用時(1.5W)
電源のない場所でも約1週間*1のバッテリー運用が可能
ACアダプタ(別売)を使用したAC100Vからの電源供給、DC電源(10.5V)運用の他、本体背面には、充電式大容量リチウムイオンバッテリー(別売:3,350mAh)を最大2個まで装着できるバッテリー運用に対応し、電源供給ができない場所でも約一週間の運用が可能です。
バッテリー2個実装/マグネットキット装着イメージ(背面)
バッテリー運用では、設置場所が自由に選べるので工事現場の仮設運用やイベントなどで簡単に設置を行なうことができます。
また、ワンタッチで取付けることができるマグネットキット(MAG002)をオプションで用意しており、建設現場や警備、会議場などの期間利用の設置においても臨機応変な対応が可能です。
※1 中継動作(12秒)、待ち受け(48秒)の繰り返し、 1日10時間 x 7日 の運用を想定。 大容量バッテリー SBR-34LI(別売)2個装着時
簡単セットアップ
- チャンネルオートセットアップ
チャンネルとグループコードは、EXR100Aのセットアップボタンを押すだけの操作で待ち受け、あらかじめ使用する中継用チャンネルとグループに設定した1台のトランシーバー子機からの電波を受信することで、子機のチャンネル情報が自動でEXR100Aに設定されるオートセットアップ機能を装備しています。
- Wi-Fi 内蔵、スマートフォンからの各種設定が可能
EXR100Aは、Wi-Fiを内蔵しておりパソコンやタブレット端末、スマートフォンなどを使用してブラウザの画面に表示されるセットメニューから簡単に各種の設定を行なうことができます。設定の変更が必要な場合にも中継器の複雑な操作は不要で、Wi-Fi 経由で設定の変更を行なうことができます。
スムーズな中継通話を実現する多彩な機能
- 中継用27ch 、158通りの豊富なグループで混信回避
特定小電力中継用の27チャンネルを装備しています。グループコードは、デジタル方式にも対応した合計158通り(トーン方式50通り/DCS方式108通り)の豊富なグループ分けが可能で不要な混信を回避することができます。
- ファスト接続機能
中継回線をすばやく立ち上げ、通話時の中継動作における接続時間を短縮するファスト接続機能を備えています。この機能により通話時の接続時間を短縮することで頭切れの無いスムーズな中継通話を実現します。
※対応するトランシーバー:SRFD10、SRS210/A、SRS220/A、SR235 (2022年9月現在)
- 通話エリア通知機能
中継装置にアクセスするトランシーバー子機に定期的にエリア判定用の確認信号を送出する機能を備えており、トランシーバー子機側では、自分が中継エリア(通話エリア)内にいるかどうかを画面の表示で確認することができます。
※対応するトランシーバー:SRS210/A、SRS220/A、SR235 (2022年9月現在)
- 非常用バッテリー内蔵
突然の停電などで電源供給が断たれた場合でも、自動で内蔵の非常用バッテリーに切り替わり中継動作を継続し通話を確保します。非常用バッテリーに切り替わる時にはトランシーバー子機に警告音を発しバッテリー運用に切り替わったことを知らせます。
*非常用内蔵バッテリーによる中継動作持続時間は約10時間
その他の機能
●送信出力設定(10mW/1mW)
●バッテリーセーブ機能
●スケルチレベル調整
●自動電源オフ(APO)機能
●コンパンダ機能 など
※ 選択呼び出し機能、サブチャンネルセレクト機能、オートチャンネルセレクト機能、スキャン機能、コールバック機能
ARTS機能など、一部の機種で中継通話に対応しない機能があります。
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