WiRES-ll Round QSO Roomご利用ガイド
改訂版 2003年12月11日 |
Round QSO Roomは、井戸端会議のようにひとつのRoomへチェックインした局が自由に会話できる楽しいシステムです。ぜひ、Round
QSO Roomで楽しいQSOをお楽しみください。
WiRES IDリストの以下のID番号がRound QSO Roomとなっております。
ホームページのWiRES IDリストをご覧いただきアクセスしてみてください。
#0100D International CQ Room
#0110Dなど#01**DのID
USA,Canada,Central and South America CQ Room
#0410Dなど#04**D のID
Asia and Oceania CQ Room
#0510Dなど#05**DのID
Japan CQ Room
#0710Dなど#07**DのID
Europe and Africa CQ Room
呼び出し周波数のような感覚でご利用いただくことができます。
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■はじめに
Round QSO Roomへチェックインされるときは、WiRES-IIアプリケーションVer.3.10以上をご使用ください。Ver.3.10よりも前のバージョンでチェックインされた場合、正常に動作しない場合があります。あらかじめご了承ください。なお、WiRES-IIアプリケーションの最新バージョンは、八重洲無線 WiRES-IIホームページからダウンロードできます。
■ご利用方法(WiRES-IIオーナー向け)
1.Round QSO Roomは、WiRES-IIオーナーの方が、無償で提供しています。Roomオーナーの指示に従ってご利用ください。
2.Round QSO Roomの運用状況は、WiRES-IIアプリケーションのリストや、WiRES-IIホームページRound QSO Roomリストでご確認ください。
3.Round QSO Room リストのTmの項目は、現在チェックインしている局数が表示されます。
4.Round QSO RoomリストのIDを選択したあと、右クリックしてGet INFOをクリックすると、Room情報として<0510 by 5100> というように、Room IDとオーナーのID、メッセージ、そして現在チェックインしているWiRES局のIDが表示されます。
5.チェックイン方法は、リストにあるRound QSO RoomのID番号を #0510D のように、最寄りのWiRES-II局からDTMFで送信します。
6.チェックインが完了すると、IDリストの上にチェックインしている局のWiRES-II IDが表示され、送信しているIDが青く点灯します。
7.なお、チェックインしてからすぐに送信しないで、しばらくワッチして、Roomの状況をよく確認してから送信するようにしてください。
8.途中で、チェックインしている局、チェックアウトする局のためにもブレーキングタイム(相手が送信終了して次に送信するまでの時間)を普通のQSOよりも長めにとるようにしてください。
9.チェックイン中にCHATのBOXで文字を送信すると文字をチェックインしているすべての局へ文字を送ることができます。
10.チェックアウトするときは、ON
AIRになっていないときにDTMFで終了コマンドを送れば、リンクは切断されます。しかし、Roomにチェックインしている局が送信中の場合には、最寄りのWiRES局が送信中であるためDTMFにより切断することができません。WiRES-IIアプリケーションのConnect-Disconnect または、CHATの文字入力BOXで#99999 または#9999Dで切断することができます。
■ご注意(重要)
1.Round QSO Roomチェックイン時には、チェックインしている局が交互に送信するため、自分のWiRES局側から送信するとき以外は、ほぼ連続送信状態になります。そのため、無線機の発熱には十分な対策が必要です。
2.HRI-100には、安全のため連続送信3分タイマーがあります。これが作動すると、3分間連続送信するとPC側からの送信コマンドが無くなるまで送信しません。そのため、一人の連続送信時間は3分以下にするよう心がけてください。また、チェックインしている局がブレーキングタイムを取らないと、連続送信状態と同じ状態になるため、従来のQSOよりも長めにブレーキングタイムをとるようにしましょう。
3.Round QSO Roomにチェックインできる局数は最大50局までですが、PCやインターネット回線を考慮して各Roomオーナーが制限しています。制限している局数を超えているときには、接続することはできません。
4.チェックイン中に、ノイズやローカル局によりスケルチがオープンするとRoomにチェックインしているすべての局に送信することになります。Round QSO Roomにチェックインしている局は、常に監視できるようにしておくようにしてください。
■Round QSO Room関係の設定項目
Round QSO Roomを利用に便利な機能も追加されました。
□UNLIMITED WHILE IN ROUND QSO ROOM
ON: Round QSO Roomにチェックインしている接続時間を無制限にします
OFF: Round QSO Roomにチェックインしている接続時間をTOTに時間で制限します
□ACCEPT CALLS WHILE IN ROUND QSO ROOMS
ON: チェックイン中に他のWiRES局から呼び出しがあったときRound QSO Roomからチェックアウトして呼び出しがあった局へ接続します。(ただし、自分が送信しているときには、動作しません。)
OFF: チェックイン中に他のWiRES局から呼び出しがあったとき、Connect Request from IDの表示がでますが、そのままRound
QSO RoomでQSOを継続できます。
□BACK TO ROUND QSO ROOMS AFTER DISCONNECT
ON:上記の設定がONの状態で、一時的に他のWiRES局へ接続してQSOが終了して切断した後、自動的にもとのRound QSO Roomへ戻りチェックインします
OFF:上記の設定がONの状態でRound QSO Roomからチェックアウトして、他のWiRES局へ接続してQSOが終了して切断しても、Round QSO Roomへ自動的に戻りません。
*最寄りのWiRES-II局を利用するローカル局がチェックインする場合には、上記のことをよくご理解のいただきご使用ください。 |