GX6000Jを使用するには、総務省が認定する第2級海上特殊無線技士以上の資格が必要です
■プログラミングソフト「YCE08」
プログラミングソフト「YCE08」は、GX6000Jのチャンネル名の変更のほか、各種設定やGPSログデータをパソコンに取り込むことができるソフトウエアです。
【ダウンロード】
プログラミングソフト「YCE08」はこちらからダウンロードできます>>
船舶名称、呼出符号等の静的情報と、進路、速度などの動的情報を自動的に受信し、航行の安全に寄与する装置で、互いの船舶が衝突進路にある場合にアラームで知らせることができます。
遭難通報、緊急通信、個別コール、グループコールや、オプションの外部GPSアンテナSCU-31またはその他GPS機器との接続により位置情報の通信など便利な機能を使うことができます。
近くに大出力の通信施設があるような場所でも混信を受けにくく安心して使用することができます。
悪天候でも安心して使えるIPX8(1.5m、30分)準拠の防水設計です。(※3)
バックライト付き操作キーを採用、またプッシュ機能付きDIALツマミで各種操作が簡単に行えます。
白色LED照明で視認性に優れたフルドットマトリックスディスプレイを搭載、夜間でも瞬時に動作状態を確認することができます。
ワンタッチで緊急連絡用の16チャンネルとサブチャンネルを呼び出せる16/Sキーと、遭難通報送信専用の誤操作防止カバー付きディストレスキーをフロントパネルに装備しています。
2つまたは3つのチャンネルを自動で監視して受信することができます。連絡用チャンネルと非常用の緊急チャンネルを交互に受信できます。
オプションのホーンスピーカー220SWを最大2個取り付けて、25Wの拡声器/霧笛機能が使用できます。ホーンスピーカーの周囲の音を聞くことができるリッスンバック機能にも対応しています。
付属の防水スピーカーマイクはキー付なので手元で操作ができます。また、オプションのマイク延長ケーブルMEK-4をリアパネルに接続して、スピーカーマイクを離れた場所に設置することもできます。
周囲の騒音を軽減して明瞭な通信を可能にする、送受信に対応した優れたノイズキャンセル機能を搭載しています。
オプションのリモートアクセスマイクSSM-70H(RAM4)やワイヤスレスリモートアクセスマイクSSM-72H(RAM4X)を使用して、無線機本体のほとんどの操作がリモートマイクから行うことができます。また、無線機とリモートマイク間で内線通話ができます。
対応するチャートプロッターなどの装置を接続して遭難通報の位置情報を表示することや、AISで受信した船舶の位置情報を表示できます。
よく使う機能を最大12種類まで割り付けられるソフトキーを搭載するなど、簡単でわかりやすい操作を実現したイージー・トゥー・オペレートに対応しています。
※1 AIS: Automatic Identification System
エー アイ エス:船舶自動識別(装置)とは、大型船舶、義務船舶等に搭載される船舶自動認別装置で、船舶の位置情報や針路、速度などをVHF帯電波で定期的に送受信し表示するシステムです。昼夜の荒天時や島陰、濃霧等でレーダーの電波の届かない場所を航行する船舶の動きも把握でき、航行管制、衝突防止、捜索救助に役立っています。
※2 DSC: Digital Selective Calling
デイーエスシー:デジタル選択呼出し機能によるデータ通信
DSCは、自船から遭難通報の発信や個別呼び出し、グループ呼び出し、一斉呼び出しなどの選択呼び出しをしたり、デジタル通信機能を利用して自船のGPS情報を他船や海岸局へ送信したり、他船のGPS情報を受信したりすることができます。
※3 IPX8準拠:水深1.5mで30分間耐える防水性能